動物病院コラム
2017年12月 8日 金曜日
CT検査vol.6
今回は、vol.4で紹介した無麻酔でのCT検査に引き続き、
ポジショナーという固定具(※)を使用した無麻酔下でのCT撮影を紹介したいと思います。
まずこれは、土台となる固定具の上に、固定具と動物の間に隙間が出来ないようにするための、タオルを敷いた状態です。
黒い部分はマジックテープとなっており、ここに動物に直接装着した固定具をくっつける仕様となっております。
次に、これは動物の四肢に固定具を装着するためのマジックテープを、四肢にそれぞれ巻いた状態の写真です。
これは動物の四肢に固定具を装着して、四肢それぞれに巻いていたマジックテープを固定具にくっけた状態です。
ここでしっかりとと固定しておかないと、動物が動いた時に固定具から抜けてしまいます。
四肢の固定具の装着ができたら、今度は動物をこのまま四肢を伸ばした状態で、先ほどの土台に乗せて固定します。
これは動物を土台に乗せた後に、頭部を動かさせないように、さらに固定具を使用して固定した状態です。
そして最後に、動物と固定具の間に隙間が出来ないように、さらにタオルを敷き詰めて完成です。
これで、動物が動こうとしてもしっかりと固定されているので、CTの撮影ができます。
まだこの保定具を装着してから撮影するまでに時間はかかりますが、装着の練習をしてもっと短時間で撮影できるようにしたいと思います。
獣医師 木場
※ ペットコミュニケーションズ株式会社製
Ahmics-VMD CTポジショナー「谷浦式CTポジショナー」
https://www.ahmics.com/service/ct-positioner/
ポジショナーという固定具(※)を使用した無麻酔下でのCT撮影を紹介したいと思います。
まずこれは、土台となる固定具の上に、固定具と動物の間に隙間が出来ないようにするための、タオルを敷いた状態です。
黒い部分はマジックテープとなっており、ここに動物に直接装着した固定具をくっつける仕様となっております。
次に、これは動物の四肢に固定具を装着するためのマジックテープを、四肢にそれぞれ巻いた状態の写真です。
これは動物の四肢に固定具を装着して、四肢それぞれに巻いていたマジックテープを固定具にくっけた状態です。
ここでしっかりとと固定しておかないと、動物が動いた時に固定具から抜けてしまいます。
四肢の固定具の装着ができたら、今度は動物をこのまま四肢を伸ばした状態で、先ほどの土台に乗せて固定します。
これは動物を土台に乗せた後に、頭部を動かさせないように、さらに固定具を使用して固定した状態です。
そして最後に、動物と固定具の間に隙間が出来ないように、さらにタオルを敷き詰めて完成です。
これで、動物が動こうとしてもしっかりと固定されているので、CTの撮影ができます。
まだこの保定具を装着してから撮影するまでに時間はかかりますが、装着の練習をしてもっと短時間で撮影できるようにしたいと思います。
獣医師 木場
※ ペットコミュニケーションズ株式会社製
Ahmics-VMD CTポジショナー「谷浦式CTポジショナー」
https://www.ahmics.com/service/ct-positioner/
投稿者 香椎ペットクリニック