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去勢・避妊については、多くのオーナー様が悩まれることだと思います。香椎ペットクリニックでは、大切なペットたちの負担を極力減らせるような手術を行っております。お悩みの方、質問のある方はお気軽にお問い合せください。

去勢・避妊手術の適切な時期

ワンちゃんの場合 ワンちゃんの場合

去勢・避妊手術ともに生後4、5ヶ月前後から対応しており、生後半年頃に手術を行うことをおすすめしています。女の子の場合は、初回発情を迎える前に避妊手術しておくと良いでしょう。初回発情を迎える前の避妊手術ではホルモンに関連した乳腺腫瘍をほぼ予防出来るのに対し、3回目の発情を経過しての避妊手術の場合は乳腺腫瘍の予防の効果が7割程度に留まると言われています。成犬になってからでも、乳腺腫瘍だけでなく子宮蓄膿症の予防に避妊手術が適用されます。

ネコちゃんの場合 ネコちゃんの場合

生まれた時期や個体差もありその子によって時期に幅がありますが、概ね生後5、6ヶ月頃の初回発情を迎える前に避妊手術をしておくと良いでしょう。去勢手術はわんちゃんと同じように生後半年を目安に行っておきましょう。

去勢・避妊手術内容

去勢・避妊手術内容

犬猫ともに、去勢の場合は精巣を摘出し、避妊手術では卵巣と子宮の両方を摘出します。去勢・避妊手術では一般的に、手術過程において血管を縛るため縫合糸を使用しますが、香椎ペットクリニックでは血管結紮の際に縫合糸を使用しない、血管シーリングシステムを導入しています。特にミニチュアダックスフンドなど一部の犬種は、体内に残った糸が原因でアレルギー反応を起こす可能性もありますので、ペットたちの体への負担を軽減できます。
また皮膚の縫合の際も、皮内縫合で縫合する為抜糸の必要がなく、術後のペットたちへの負担も減らすことができる上、傷口も目立ちません。

去勢・避妊手術の所要時間

麻酔導入から消毒を含めた手術時間に関しては目安として下記をご参考ください。

ワンちゃん

ワンちゃんの去勢は15分以内、
避妊は約30分以内で終了します。

ネコちゃん

ネコちゃんの去勢は10分以内、
避妊は30分以内で終了します。

通常、手術の際は9時~10時に来院していただき、検査を行い12時30分~15時の間に手術を行いますので、ほぼ終日かかるとお考えください。去勢の場合は当日お帰りいただけますが、避妊の場合は基本的に1泊入院をしていただいています。

去勢・避妊手術をしない場合のリスク

去勢・避妊手術をしない場合のリスク

去勢をしない場合は精巣腫瘍・前立腺肥大・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニア、避妊手術をしない場合は子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気になるリスクが増します。また病気を引き起こすほかにも、普段の生活でストレスがたまりやすくなりますので、手術をおすすめしています。