動物病院コラム
2021年4月22日 木曜日
こんにちは、はじめまして
こんにちは、はじめまして。この度4月から香椎ペットクリニックで勤めさせていただいております、獣医師の田上と申します。
今回は、この場をお借りしまして簡単に自己紹介をさせて頂きます。
私は3月に鹿児島大学を卒業しまして、友人より譲り受けた猫1匹とともに福岡に引っ越してまいりました。
念願の猫ちゃんを我が家に迎え入れまして、猫ちゃんのブラッシングや猫じゃらしで一緒に遊ぶことが毎日の嬉しい日課です。
そして何より、気がつくと私に寄り添って寝てくれるので、もうその姿と温もりが堪らなく可愛くて最高です。
そしてもう一つ
学生の頃は朝が苦手だった私が、猫ちゃんが起こしてくれるおかげで(お腹をすかせているだけですが)朝からマイブームの紅茶を入れたり、ゆっくり朝の支度が出来ているので、福岡に来てから自分自身大人になったな~と感慨深くなったりもしました。
今後慣れてきたときに、美味しい朝ご飯を作ったり、近所を散歩したりと朝活の幅を少しずつ広げていきたいと思っています。
さいごに
こんな愛おしい姿で眠る猫ちゃんのためにも、これから獣医師として日々精進いたしますので、よろしくお願いいたします。
獣医師:田上
今回は、この場をお借りしまして簡単に自己紹介をさせて頂きます。
私は3月に鹿児島大学を卒業しまして、友人より譲り受けた猫1匹とともに福岡に引っ越してまいりました。
念願の猫ちゃんを我が家に迎え入れまして、猫ちゃんのブラッシングや猫じゃらしで一緒に遊ぶことが毎日の嬉しい日課です。
そして何より、気がつくと私に寄り添って寝てくれるので、もうその姿と温もりが堪らなく可愛くて最高です。
そしてもう一つ
学生の頃は朝が苦手だった私が、猫ちゃんが起こしてくれるおかげで(お腹をすかせているだけですが)朝からマイブームの紅茶を入れたり、ゆっくり朝の支度が出来ているので、福岡に来てから自分自身大人になったな~と感慨深くなったりもしました。
今後慣れてきたときに、美味しい朝ご飯を作ったり、近所を散歩したりと朝活の幅を少しずつ広げていきたいと思っています。
さいごに
こんな愛おしい姿で眠る猫ちゃんのためにも、これから獣医師として日々精進いたしますので、よろしくお願いいたします。
獣医師:田上
投稿者 香椎ペットクリニック | 記事URL
2021年4月 4日 日曜日
鼠径ヘルニア
今回は鼠径ヘルニアの症例をご紹介いたします。
以前のコラムで我が家の愛犬、ぽんずちゃんも同じ疾患で手術をしておりますが、今回ご紹介する症例はかなり重度なものでした。
この症例が当院に来院されるようになったのは2年ほど前ですが、当時から両側の鼠径部に巨大な腫瘤が形成されており手術を勧めておりました。
元気も食欲もあり、日常生活に支障が出ていなかったため、手術を実施せずに経過観察をしておりました。
しかしながら、ある日を境に腹痛および食欲の低下、嘔吐が認められるようになりました。各種検査を実施した結果、腹腔内臓器である膀胱、腸管、卵巣および子宮が鼠径部から脱出していることが判明しました。
その際に撮影したCT画像がこちらです。
赤線で囲っている箇所が問題の鼠径ヘルニアです。
青矢印;腸管 黄矢印;膀胱 緑矢印;子宮
という具合です。
今回の症例ではおそらく腸管が鼠径部の隙間で詰ってしまい痛みや消化器症状につながっているものと考えました。
放置しておくとさらに状態が悪化し、腸管の壊死などに陥る危険もあったため、手術を実施いたしました。
幸い術後の経過は良好で、しっかりと食べてくれるようになりました。
症状がなく元気な時に手術をするという選択はオーナー様にとっても決断しづらい状況かと思われますが、具合がわるくなってからでは本人の体力も低下してしまい、麻酔リスクも上がってしまうので、そういったところも含めてしっかりと説明できるようにしていきたいと改めて感じました。
獣医師;永松
以前のコラムで我が家の愛犬、ぽんずちゃんも同じ疾患で手術をしておりますが、今回ご紹介する症例はかなり重度なものでした。
この症例が当院に来院されるようになったのは2年ほど前ですが、当時から両側の鼠径部に巨大な腫瘤が形成されており手術を勧めておりました。
元気も食欲もあり、日常生活に支障が出ていなかったため、手術を実施せずに経過観察をしておりました。
しかしながら、ある日を境に腹痛および食欲の低下、嘔吐が認められるようになりました。各種検査を実施した結果、腹腔内臓器である膀胱、腸管、卵巣および子宮が鼠径部から脱出していることが判明しました。
その際に撮影したCT画像がこちらです。
赤線で囲っている箇所が問題の鼠径ヘルニアです。
青矢印;腸管 黄矢印;膀胱 緑矢印;子宮
という具合です。
今回の症例ではおそらく腸管が鼠径部の隙間で詰ってしまい痛みや消化器症状につながっているものと考えました。
放置しておくとさらに状態が悪化し、腸管の壊死などに陥る危険もあったため、手術を実施いたしました。
幸い術後の経過は良好で、しっかりと食べてくれるようになりました。
症状がなく元気な時に手術をするという選択はオーナー様にとっても決断しづらい状況かと思われますが、具合がわるくなってからでは本人の体力も低下してしまい、麻酔リスクも上がってしまうので、そういったところも含めてしっかりと説明できるようにしていきたいと改めて感じました。
獣医師;永松
投稿者 香椎ペットクリニック | 記事URL