動物病院コラム

2020年3月24日 火曜日

SNS

Facebook、Twitter、 Instagram、YouTubeなど、
世の中には情報発信、共有、記録できる媒体がたくさんあります。

動物病院を紹介する手段として、現在でもホームページが主流ですが、
そのHPの中にYouTube動画が埋め込まれた物も散見されるようになりました。
もちろんFacebookページやTwitterで情報発信する病院もあります。
当院にもFacebookページはあるのですが、何も更新されておりません(^^;
ブログにしても、最近ではV-log(video+Blog)という、動画配信も出てきてます。

時代の流れでしょうね、私自身も最近ではテレビよりYouTubeを見ることが多いです。
自分の空いた時間に、みたい番組を見ることができるメリットは大きいです。

また、タイムリーなニュースに関しては、Twitterをよく利用しています。
政治家のリアルタイムの言葉など、ニュースより早く正確ですからね。

Facebookに関しては、私は交友関係の情報交換に利用しています。

Instagramは、最近始めたばかりですが、自分の飼っている犬や猫、たまに作る料理の写真など、とりあえずやってみてます(笑)。

結論を申し上げますと、これからは動画配信の時代ではなかろうかと(遅い??w)。
現在、色々画策中ではありますが、とりあえず動画編集の練習中です。

獣医としてのスキルのアップデートはもちろん、
時代の流れに置いてけぼりにならないよう、様々な面で日々努力してまいります♪




獣医師;河野










投稿者 香椎ペットクリニック | 記事URL

2020年3月 9日 月曜日

犬のリンパ腫②

前回紹介した縦隔型リンパ腫の治療経過をご報告します。

リンパ腫と診断してから約3ヶ月が経過しておりますが、現在までに9回の抗がん剤治療を実施しました。直近のレントゲン画像がこちらです。
       
発症時↓


3ヶ月後↓



発症時↓


3ヶ月後↓


最初と比較すると前胸部の腫瘤がかなり縮小しているのが確認できます。

このようにリンパ腫は化学療法(抗がん剤治療)に反応してくれることが多いです。


しかし抗がん剤にはやはり副作用が存在します。

今回の症例では3種類の抗がん剤とステロイドによる組み合わせでの治療を行っております。

具体的に申しますと①ビンクリスチン②シクロホスファミド③ドキソルビシンの3つです。
共通する副作用としては骨髄抑制(赤血球や白血球の生成阻害)、消化器毒性(嘔吐や下痢)、脱毛が一般的です。

①③に関しては血管内から漏れてしまうと患部の炎症や壊死が起こります。また②に関しては無菌性出血性膀胱炎が起こる場合があります。

本症例では②の抗がん剤により血尿、頻尿が認められ改善するまでにかなりの時間を要しました。

ちなみにその時の膀胱の超音波画像です。

膀胱粘膜がかなり腫れています。

現在は症状も落ち着いている為、薬の量を調節して継続して抗がん剤治療を行っているという状況です。

症例によって薬の効果や副作用の出やすさなどもがらりと変わってしまうので症例に合わせて量を調節していかなければなりません。

今後もそれぞれの症例にあった適切な治療が出来るように心がけていきたいと思います。


獣医師;永松




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2020年3月 3日 火曜日

CT検査vol.25

今回は肩甲骨が骨折した犬の症例を紹介していきたいと思います。

症例の犬は、車と衝突したとのことで来院されましたが、幸い命に別状はありませんでした。

来院時はかなり元気はあったのですが、左前肢を挙げて歩いていたので、最初は左前肢の骨折か脱臼を疑っていました。



レントゲンを撮影してみると、あきらかな骨折や脱臼はなさそうにみえました。






しかし、良ーく見てみると肩甲骨が骨折しているようにみえました。



赤い丸で囲っている部分が肩甲骨で、青い線でなぞっている部分が骨折を疑っていた部位です。



レントゲンの画像だけでは、正確に肩甲骨のどこの部分がどの様に骨折しているのかがわかりませんでした。



なので、CT検査をさせていただいて、改めて肩甲骨の部分をみてみると、やはり骨折していました。





色々な角度から肩甲骨を立体的にみてみると、完全に真っ二つには折れていませんでした。

そのお陰か特に外科的な処置はしていませんが、数日痛みの管理をしていると普通に歩ける程回復しました。



正直、外科的に肩甲骨を整復すべきかどうか悩ましい症例でしたが、現状生活に支障をきたす障害が出ていないのと、手術のリスクを踏まえてしばらく経過をみていくこととなりました。



骨折の手術の場合、手術前に骨折部位がどの様な折れ方をしているかを知ることは非常に重要です。

CT検査はそれを知るのに、かなり有用な検査だということを改めて思いました。





獣医師 木場

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