動物病院コラム
2016年6月21日 火曜日
脂肪腫
脂肪腫とは、いわゆる脂肪の瘤(こぶ)で、
良性の場合と悪性の場合があります。
小型犬の内股にできた手のひらほどの大きさの脂肪腫の手術を行いました。
術前の写真です。
小型犬でこのサイズの脂肪腫はなかなかお目にかかれません。
この症例では、脂肪腫が筋肉の下から発生していました。
手術では丁寧に筋肉を剥離し、無事に摘出できました。
幸い、歩行に障害もなく、術後も順調に回復しました。
病理検査の結果、「良性」の脂肪腫でした。
今回はかなりの大きさの腫瘍でしたが、外科的に摘出ができ、
さらに良性だったのが幸いでした。
人間同様、ワンちゃんやネコちゃんには様々な腫瘍ができます。
例え良性であっても、大きさや出来た場所によっては摘出ができなかったり、
摘出できたとしても障害が残る可能性があります。
やはり早期に、なるべく小さいうちに取ってあげることが大事でしょう。
獣医師 河野
良性の場合と悪性の場合があります。
小型犬の内股にできた手のひらほどの大きさの脂肪腫の手術を行いました。
術前の写真です。
小型犬でこのサイズの脂肪腫はなかなかお目にかかれません。
この症例では、脂肪腫が筋肉の下から発生していました。
手術では丁寧に筋肉を剥離し、無事に摘出できました。
幸い、歩行に障害もなく、術後も順調に回復しました。
病理検査の結果、「良性」の脂肪腫でした。
今回はかなりの大きさの腫瘍でしたが、外科的に摘出ができ、
さらに良性だったのが幸いでした。
人間同様、ワンちゃんやネコちゃんには様々な腫瘍ができます。
例え良性であっても、大きさや出来た場所によっては摘出ができなかったり、
摘出できたとしても障害が残る可能性があります。
やはり早期に、なるべく小さいうちに取ってあげることが大事でしょう。
獣医師 河野
投稿者 香椎ペットクリニック