動物病院コラム
2017年3月10日 金曜日
レントゲンに写ったものは、、、
下のレントゲン写真をご覧下さい。
この写真は、ワンちゃんの横顔をレントゲンで撮影したものです。
↑が示すもの、なにかわかりますか?
実はこれ、「釣り針」です。
釣り針についた釣餌を食べた時に、針が舌に刺さってしまったのです。
釣り針には「返し」がついていて、
引き抜こうとしても抜けません。
引くのではなく、押して貫通させてとるしかないのです。
こういったケースでの処置は、ワンちゃんの苦痛を考えて全身麻酔下でやるほうがいいです。
この子もほんの短時間の麻酔で、無事に摘出できました。
今回は舌だったので、処置はすぐに終わりました。
もしこれが食道や胃だった場合、内視鏡での摘出になりますので、
時間もかかりますし、取りきれない場合もあります。
そうなると体にメスを入れるしかありません。
そろそろ暖かくなってくると釣りにも行きやすいシーズンになってきます。
ワンちゃん連れで行くファミリーフィッシングに行かれる方も多いと思いますが、
釣り針の誤食には十分にお気をつけください。
獣医師;河野
この写真は、ワンちゃんの横顔をレントゲンで撮影したものです。
↑が示すもの、なにかわかりますか?
実はこれ、「釣り針」です。
釣り針についた釣餌を食べた時に、針が舌に刺さってしまったのです。
釣り針には「返し」がついていて、
引き抜こうとしても抜けません。
引くのではなく、押して貫通させてとるしかないのです。
こういったケースでの処置は、ワンちゃんの苦痛を考えて全身麻酔下でやるほうがいいです。
この子もほんの短時間の麻酔で、無事に摘出できました。
今回は舌だったので、処置はすぐに終わりました。
もしこれが食道や胃だった場合、内視鏡での摘出になりますので、
時間もかかりますし、取りきれない場合もあります。
そうなると体にメスを入れるしかありません。
そろそろ暖かくなってくると釣りにも行きやすいシーズンになってきます。
ワンちゃん連れで行くファミリーフィッシングに行かれる方も多いと思いますが、
釣り針の誤食には十分にお気をつけください。
獣医師;河野
投稿者 香椎ペットクリニック