動物病院コラム
2021年5月30日 日曜日
CT検査vol.36
今回はまた、誤食してしまった症例のCT画像を紹介していきます。
何を食べてしまったかというと、なんと釣り針です。
どうやら海岸の散歩中に食べてしまったようです。
画像をみていきましょう。
どこに釣り針があるかわかりますか?
釣り針は胃の方まではいかず、途中の食道に引っかかっておりました。
気管や血管などの損傷はなかったのが、不幸中の幸いでした。
最初は内視鏡にて摘出を試みましたが、針先が食道を貫通していたため、引っ張り出すことができず、開胸手術を行って摘出しました。
食べてしまったものは小さいですが、鋭利なものだと今回のように開胸手術になったり、回腹手術になってしまいます。
犬や猫は、ふとした時に色々なものを誤食してしまうことがあるので、危険なものを食べてしまわないように気をつけましょう。
獣医師 木場
何を食べてしまったかというと、なんと釣り針です。
どうやら海岸の散歩中に食べてしまったようです。
画像をみていきましょう。
どこに釣り針があるかわかりますか?
釣り針は胃の方まではいかず、途中の食道に引っかかっておりました。
気管や血管などの損傷はなかったのが、不幸中の幸いでした。
最初は内視鏡にて摘出を試みましたが、針先が食道を貫通していたため、引っ張り出すことができず、開胸手術を行って摘出しました。
食べてしまったものは小さいですが、鋭利なものだと今回のように開胸手術になったり、回腹手術になってしまいます。
犬や猫は、ふとした時に色々なものを誤食してしまうことがあるので、危険なものを食べてしまわないように気をつけましょう。
獣医師 木場
投稿者 香椎ペットクリニック